だって、だって・・・








なんで大翔の部屋で寝てんの!









なんで大翔が隣で寝てんの!









なんで・・・



















「なんで私の、生腹に手乗っけてた!!!」








はだけたシャツの隙間から覗く腹に、大翔の手が乗っていた。









その異様な光景に、思わずけ飛ばしてしまったのだ。




























大「なま・・・はら?」









意味が分からないと言いたげな顔で、あくびをした。



























「まさか・・・」









いや、あり得ない









寝込みを襲うなんて・・・!








思わず、胸の前で手をクロスしてしまう。







































大「はぁ!?」









やっと事の重大さに気づいたのか、慌てだす。








大「いや、待て。」









「何、言い訳!?」









大「違う!」









時刻なんて気にせず、ギャーギャー言い合う。

















































「え、つまり?」








大「昨日、そのまま寝たんだよ。お前が俺のベッドで。」









落ち着いて話そうと言う事で、とりあえず話を聞くことに。









肩をさすりながら、呆れるように言う大翔に
昨日の記憶を必死に引っ張り出す。