「ん・・・!」









寝返りを打とうとした時、何かに固定されている感覚があり
上手く動けない。









完全に目が覚めて意識が戻ってるけど、目をつむったまま必死に動く。








二度寝したいのに、何が邪魔してるの!

















そう思い、そのまま寝ることを諦め目を開ける




























「は・・・?」








思わず、間抜けな声が出る。








ちょっと、何これ







ナニコレ



























目の前にある顔を凝視し、何度も瞬きするけど








現実は変わらなくて・・・



















お腹に感じる違和感に、目線を移すと



















「うあああああ!!!!」









思いきり叫び、目の前の人物をけ飛ばす。





























大「いって!!!」









ベッドから転げ落ちた大翔をよそに、勢いよく起き上がると
少しはだけて、お腹が見えてたシャツを整える。





























状況が理解できないのか、起き上がると目をパチパチさせてる大翔。


















「お前・・・私に何した!」









大「はぁ?」









まだ寝ぼけてるようにも見える大翔に、指さしながら言う。