一方通行 1

さっきの私の言葉も







可愛くないとか、優那とは違う反応だなとか









そう言う風に言われる








他人だったらね









・








でも雄希は









雄『じゃあ今度は俺が奢ってやるよ。』








比べることなく、そう言ったんだ。









・









昔からそう、私と優那を比べるようなことは言わない








言葉では・・・ね









・









・







態度では私と優那を比べてるけど、優那を好きな雄希にとっては無意識で








平等に接してるつもりなんだと思う。









だからこうやって、手を繋いで元気づけてくれる。









・









雄希を好きな私にとって、無意識とはいえ態度で比べられるのは辛い









だけど









雄希だけなんだ









言葉で、私と優那を比べたことが









一度もないのが









・









・








「雄希。」








雄「ん?」









だから、決まって聞く









・








・








「私も、優那みたいに素直で可愛らしい子に・・・なったほうがいい?」








雄希を見ることなく、前を見たまま聞く。









・









雄「何回も言うけど、お前はそのままでいいんだよ。俺は、そのままのお前が好き。」









その言葉につられるように、雄希の方を見ると









いつも望んでる笑顔が









そこにあった。