父「凛那と、どこまで行ってる?」







「はぁ!?」








バカか!








お前らそろってバカか!









大「今の所、間接キスと添い寝くらいですかね。」









大胆な事を言ってる自覚がないのか、頭をかきながら









照れてるように見せて言う。

















父「その調子だ。」








納得したようにそれだけ言うと、新聞に目線を戻した。









大「頑張ります。」









敬礼のポーズを取ると、私を見てえへへと笑った。




























「バカか!!!」









朝だと言う事を気にせず、大翔を思い切り叩くと







大きな足取りで洗面所に向かった。





























「ほんとバカ・・・くそ大翔!」








ブツブツ呟きながら洗面所に入ると









優「おはよ。」









髪を整えていたのか、優那がいた。








「おお・・・おはよ。」









昨日の事があり、一瞬気まずくなったけど何とか返せた。








だって、姉が幼馴染にキスしてる場面見たら








誰だってねぇ・・・


























優「今日は早いね。」








「ああ、うん。くそ大翔に・・・」









歯ブラシに歯磨き粉を乗せながら言いかけ、止めた。









あんまり私の口から、大翔の話しない方がいいかな・・・








優那も、私みたいに嫌な気持ちだったかもしれないし



























優「大翔、来てたんだね。」








気にしてない様子で、そう笑った。