一方通行 1

「あー・・・」









一人でベッドにのたうち回り、うなだれる。




























ジッとしてたら負の感情に襲われそうになる








庭に出て、風にでも当たろ







そう思い立つと、携帯だけを手にし部屋を出た。



























庭と言っても、玄関と隣接してる小さな面積







家では洗濯を干す以外には、使い道のない場所だ




























そのまま地面に、足を伸ばして座る。








空を見上げると、先ほどのオレンジの空から







紺を交えたような、うっすら暗い空が広がっている。


















「もう夏かぁ・・・」








なんとなく、そう呟いてみる。

















これから沢山、楽しい事があるのに







夏祭り、海、花火








今まで難なく4人でしてきたことが








これからはできないかもしれない



















私の醜い、嫉妬心のせいで・・・







みんなをバラバラにしてしまうかもしれない







そんな事をしようとしてる自分が









どうしようもなく怖い・・・