一方通行 1

雄「たまにはいいだろ。お前とサボるのも。」







振り返ると、笑顔を見せて言った。



















ほら、そうやって









また期待させようとする。



















雄希はどういうつもりで、私に構うの?








幼馴染だから?









だったら、もう放っておいてほしい。








いつまでも、幼馴染だなんて枠で









縛りつけないでほしい。





























それでも二人でいる時間









私だけに向けられる笑顔









結局、その時間に甘えてしまう。

















































雄希に腕を引かれ歩く中








あまり人通りがない。









それも当然だ








まだ世の生徒たちは授業中。








その空間が、逆に二人しかいないのだと錯覚させるほど








余計に期待してしまう・・・

















































雄「今日は何食う?」









昨日来たアイス屋にくるなり、楽しそうにメニューを眺める雄希。









私はそんな雄希の横顔を見るだけ。



















突然、授業をサボって連れ出されたほど







何かあったのか









もしかして、優那と喧嘩した?









とか








考えてしまう。




























いくら優那が好きでも、些細なことで喧嘩はしてしまう事がある









その時は気まずいのか、決まって私か大翔の所に来る








本当なら仲直りするように取り持たないといけないのに、稀に訪れるその時を









密かに喜んでる自分がいるんだ。



















そのまま、嫌いになればいいって



















でもそんな心配いらないみたい









気づいたら、二人はいつもみたいに戻ってるから