一方通行 1

雄「今から行くぞ。」








そう言い、私を立ち上がらせると鞄を手にした。









「は?どこに?」









軽くパニック状態で、ついていけない。









雄「アイス。」









当たり前かの様に言いのけたけど









「いやいや、授業は?」









あと一限残ってる。









放課後に行くって言ってたのに。



















雄「いいから。」








それだけ言うと、私の鞄まで持ち無理やり腕を引いて歩き出す。









いまいち状況が理解できなくて、助けを求めようと優那の方を見るけど









いない!








え、どこ言った優那!









大翔は寝てるし・・・





























結局引かれるがまま、教室を出た。





























「ほんとにサボるの?」









私の手を引いたまま、前を歩く雄希に遠慮気味に聞く。








雄「大翔とはよくサボるのに、俺は嫌か?」









私を見ることなく、前を見たまま言った。


















「大翔とか関係なく、雄希がサボるの珍しいなって・・・」









頭はそこまで良くないくせに、授業だけは毎回出てる。









当たり前の事だけど、隣に優那がいるから。









だから雄希は、授業をあまりサボったことはない。