一方通行 1

先「この公式に当てはめると・・・」









先生の声がとぎれとぎれに聞こえながら、何度も閉じては開いての視界
















カクンカクンと何度も首を揺らしながら、睡魔と戦ってる。








数学は一番眠くなる授業で、昼ご飯の後の授業は特に。




























雄「まただ、バカだな。」









後ろから聞こえる笑い声など、お構いなし。







眠いものは仕方ない。


























やばい、本格的な眠りに入りそう・・・









前のめりに倒れそうになった頭







「危な・・・」







危うく頭を机にぶつける所だった。

















それでも収まらない睡魔




























またも机にぶつけそうになった頭を、一気に起き上がらせる









その反動で、頭が横に倒れる。




























「んー・・・」









何か、寝心地がいい









クッションに寝転んでるみたいな・・・





























眠さに勝てるはずもなく、そのまま寝入ってしまった。