5秒数えるまでに好きと言え。




常にポーカーフェイスの安西くんは


今もただ、無表情でじっと私を見ているだけで。



え、な...なんだろう?


私になんかついてる?


気まずくなって、私から目をそらしてしまう。



少し間をおいて視線を戻した時


もう安西くんは私を見てなんかいなくて、窓の外を見ていた。



...?なんだったんだろう?



というか、目が合ったの初めてだな。




そのあとは、バスに乗る時に食べるお菓子を何にするかについて話したりして


授業終了を告げるチャイムが鳴った。