5秒数えるまでに好きと言え。





「〜〜っや...なにす...っ」



「こういうこと、してほしいんでしょ?」



ボソッと呟かれ



金曜日の、あの光景がフラッシュバックする。



私はゾワワッと一瞬で鳥肌がたったのがわかり、



またひとつボタンが外されかけたとき





ーードンッと安西くんを突き飛ばした。