だけど今、私に扉を開けて 鞄を取りに行く勇気などなく。 とりあえず終わるまで待つしかない... 生々しい声を聞きながら。 「あ...っん...そこばっかやだぁ...」 「なんで...?好きでしょ、ここ」 「んっ...いじわる...」 ダ、ダメダメ! こんなのずっと聞いていられないんだけど! 両耳を手で覆おうとした ......そのときだった。