(完)年下男子に惚れました

私は盛大にため息をついてうなだれた。



その間に足を包帯ぐるぐる巻きにされて、しっかり固定されている。



そして、帰りに松葉杖を借りて、再び車に乗って家に帰った。




「まあ、そんなに気にしないで1ヶ月間できることでもしときなさい。」



「つまらないなら、お兄ちゃんがここにいてあげようか?」



「はあ……。」



お兄ちゃんの言葉は完全にスルーしてまたため息をついた時だった。



「ああああああっ!!ちゅ、、う、か、ん、、」



叫んでその単語を出した瞬間、お母さんから鋭い視線を向けられてどんどん声の大きさがしぼんでいく。



そうだった。



来週の水曜日と木曜日、中間テストじゃーん…



明日からテストで部活休みだあ…