(完)年下男子に惚れました

男子も優勝していて、私たちはしっかり目標を達成できた。



表彰式を終えて、記念撮影をして、準備に取り掛かった。



みんなの盛り上がりは最高だ。



そんなみんなを横目に、私は片付けをいち早く終えて、体育館の外に出た。



テーピングを貼りかえようと思ったのだ。



すると、そこには先客がいた。



悠雅だ。



「悠雅のおかげで勝てたよ。」



後ろからそう声をかけると、悠雅は驚いたように振り向いた。



そして、私の顔を見て微笑みを浮かべて優しげな口調で言った。



「先輩が頑張ったからっすよ。てかちゃんと病院行ってくださいよ?」



「わかってるって!」




「…ほんと私いつも悠雅に助けられてるよ…。ありがとね。」



急に言いたくなって素直にそう言うと、悠雅は照れたのか顔をそらした。



「ドウイタシマシテ。」



そして、そのまま体育館の中に入っていった。