(完)年下男子に惚れました

そうだ。


相手がとどめとばかりに手を振り上げる。


空いている。



何度も練習した。悠雅と。



できる。



一瞬の隙を見て、小さく小手を打ち込む。



ばっと、3人の旗があがり、一気にこっちの応援がどっと盛り上がる。





それから数秒して試合は終わりを告げた。



「勝負あり。」



相手が悔しそうな顔をしているのがわかる。




チームで礼をした後、みんなが私に飛びついてくる。



勝った…。



勝ったんだ…。



安心した瞬間。


途端に次から次に涙が溢れてくる。



みんなで、抱き合って勝負を喜ぶ。