(完)年下男子に惚れました

「始め!」



力強いその声に、立ち上がってゆっくり相手の様子を見る。



正直足は痛い。



凄く痛い。



痛みから私は相手の攻撃を防ぐばかりで自分の剣道ができずにいた。



私は絶対勝たなきゃいけない。



なのに、思うように体が動かない。



いち早く、そんな私の状況を察した相手はどんどん打ち込んでくる。