(完)年下男子に惚れました

決勝戦は男女同時に行われる。


大きな拍手の中試合が始まった。


「優菜…あんた足大丈夫なの…?」


自分の場所に座って応援の体制をとっていると、隣に座る莉桜が小声で声をかけてきた。



そんな莉桜に無言で頷きガッツポーズを見せる。



そんな私に莉桜は安心そうな表情を見せる。



「試合開始!」



静寂の中、その掛け声で試合が始まりとわっと会場が盛り上がる。



まずは先鋒、彼女は今日調子がいい。



きっといけるはず。



願いを込めてぎゅっと胸の前で手を合わせた。