(完)年下男子に惚れました

「よし。」


巻き終えて、悠雅は立ち上がった。



私もつられて立つと、さっきより痛みがずっと軽くなっている。



「あ…ありがとう。」



お礼を言うと、悠雅はどういたしましてって言って、体育館に戻っていく。



私ももう戻らないと。



慌ててその背中を追いかける。



「悠雅っ!」


思わず後ろから声をかけると、悠雅は立ち止まって振り返る。



「絶対…勝とうね!」



そう言うと、悠雅はニヤッと笑って言った。



「当たり前じゃないすか。」