(完)年下男子に惚れました

足を痛めてからは無駄に試合時間が長い気がしたけど、なんとか逃げ切ってそのまま試合を終えた。



私たちの勝ちだ。



決勝へ進める。




しかし、上気する頬とともに、足は確実に痛みを増している。



決勝まで少し時間があるから、私は気づかれないように、普通に足を動かして、体育館の外に出た。



近くにあるベンチに腰を下ろす。



「いったあ…。」



小さくつぶやきながら、足を見ると、大きく腫れ上がっている。



もしかしてこれ骨折ってやつ!?



時間とともに痛みを増す足を優しく手でさする。



はあ〜


ついてない…。




決勝戦は坂井中とだ。


向こうの大将は昨日の決勝で負けた相手どうしても勝ちたい。