(完)年下男子に惚れました

その時だった。


私が打ち込もうとして、足を振り上げた瞬間、目の前の相手も打ち込んできて。


まともにぶつかった私と相手は体勢を崩して、倒れこんだ。


相手に比べて体が小さい私は相手の下敷きにされる。


慌てて試合は中断し、主審の審判が駆け寄ってきた。


「大丈夫ですか?」


その声に、思わず顔を縦にふる。


相手はすぐに立ち上がって、私に手を差し伸べてくれた。


その手を掴み、立ち上がった時だった。


「いっ…。」


足に伝わる酷い痛みに思わず顔をしかめた。


やばいかもしれない…。


おもいっきりさっきので足をひねってしまったみたい。


宙に浮かせていた足をもう一度床につけて体を支えようとするけど。


痛くて話にならない。