(完)年下男子に惚れました

大きな拍手と共に準決勝の試合が開始された。


向かいでは男子が戦っている。


先鋒の子は快調みたいで、試合の流れは確実に私たちがつかんだ。


先鋒が二本勝ち、次鋒、中堅は引き分け、副将の莉桜が二本勝ち、こちらの優勢の状態で私はバトンを受け取った。


莉桜が試合を終え、こっちに戻ってくる。



スッと息を吸い込み、吐き出す。


拳をぐっと握り、莉桜と軽く交わす。


大丈夫。いける。