(完)年下男子に惚れました

ようやく、囲んでいた人たちもそれぞれで散っていき、私は慌てて先輩を捕まえて聞いた。


「先輩!あいつ何者なんですか⁉︎」


「はっ?優菜知らないの?」




目を見開いてそう聞き返してくる先輩に間髪入れずに答える。