君がわからなくて。

席替えをして、1日経った、…今日。
つまり、次の日。

朝のおはようもなし。
私も私だけど、直耶くんも冷たくない?
まぁ、そういう人なのかもしれないけど…。

…一限、国語。
ひま!とにかくひま!全く、国語を学ぶ意味が分からない。もう日本語わかります!

がたっ…    「ひっ!?」

あっ、やばい、変な声でた!…いや、それより今、私の机揺れた…?
揺れたっていうより、持ち上がった…。
まさかとは思うけど、おそるおそる直耶くんの方を見てみる。

「…ぷっ……」

…え?何、今、笑った…?
直耶くんって、笑うと左側のほっぺにえくぼがでて…かわいいんだなー…。

って、いや、直耶くんが私の机を動かしたの?

え、直耶くんってそういういたずらするような人なの?


信じられない。
直耶くんは頭がいいって聞いてたから、真面目な優等生タイプなんだと思ってた…。  …決めつけってよくないな…。


意外だーなんてぼーっと思ってると、…がたっ  …がたっ
調子に乗って机を揺らしてくる。

「ねぇー、何で揺らすのー?てか、どうやって揺らしてんの?」

「さぁ?どうやってだろうね?反応面白いんだね、実央って。」

…実央…私のこと知ってたんだ。

女子は、不意打ちに弱い。そんなの、私はあり得ないだろうと思ってた。
だからこそ、どきっとした。…呼び捨てされただけなのに。

てか、反応がおもしろいって、何それ!!