-愛莉side-
緊張するよ...
「皆本。」
「中津くん...」
「話って…何?」
「あのね...私...」
「うん...」
「中津くんが好きなの...中津くんに好きな人がいるのはさっき聞いたけどあきらめきれなくて伝えただけ...それじゃあ...」
「待って。」
「え?」
「オレ、返事してないんだけど。」
「でも、中津くんには好きな人が...!」
「いるよ。」
「ほら...」
「オレの好きなやつはお前。」
「え?」
「皆本 愛莉だよ。」
「ほんとに...?」
「本気です。」
「ということは...」
「付き合おっか、愛莉。」
「中津くん...!」
「いや...マジ焦る...」
「え?」
「好きなやついるって愛莉が言うから失恋したと思ってたし...」
「私だって...」
「これからもよろ...」
「きゃっ。」
ん???
「ちょっと颯真押さないでよ!」
「押してねーしっ!お前が勝手に転んだんじゃん!」
「愛紗...?」
「あ...愛莉!おめでとう!!」
「いや、おめでとうじゃなくてなんでいるの?」
「これは...あのですね...」
「まさか...見てたの...?」
「ごめん!愛莉!絶対うまくいくってわかってたんだけど不安で...両思いって知ってたんだけど...」
「愛紗、知ってたの?!」
「えへへ...」
「なら教えてよ~!緊張しなくてすんだのに...」
「 ではでは~、そろそろ私たちは帰りまーす。お2人でお過ごしくださいませ~!
消灯時刻は11時ですのでお忘れなく~」
愛紗ったら...!
「愛紗ったら...もう...」
「まぁ、いーじゃん。」
「中津くんは愛紗のこと好きだったんだよね...?」
「はぁ?」
「前!実行委員決める時らへん...」
「あぁ。吉田は颯真が好きってわかってたからな。好きなやつの恋を応援してやろうと思って...」
「私、応援してもらったから、愛紗の恋、応援しないとね…」
「そうだな。」
愛紗の気持ちが荒井くんに届きますように...

