「買い出しとかだるー。」



「うるさい。キャラメルラテおごってやるから我慢しろ。」



「え?おごってくれるのー?ラッキー♪早く買い出し終わらないかな〜!」



「お前釣るの簡単。幸せそうでいいな。」



「幸せだよ?キャラメルラテ飲めるもーん。」



「ふーん。」



「荒井は?幸せ感じるときは?」



「いつだろー?寝てる時?」



「えー?!子供ー!!」



「うっせ。」



「ねぇ、荒井って愛紗って呼ぶじゃん。」



「あぁ。」



「私も颯真って呼んでいい?」



「どーぞ。」



「ほんとに?」



「お好きに。」



「じゃあ、颯真ちゃん♡」



「それはやだ。」



「颯真でいんだよね?」



「あぁ。」



「ん!」



呼び捨て...



これってなんか近づいてるよね...?



きゃーーっ!!!ドキドキする!



「愛紗ー!」



「ふぁいっ!」



「フッハ...!〝ふぁいっ!〟って...」



「笑わないでよ!」



「わりぃわりぃ。」



「で、何?」



「買い出し終わったんだけど...」



「やったー!キャラメルラテ~♡」



「財布ない...」



「えー?!」



「わりぃわりぃ。」



「もしかして最初から...」



「持ってませんでしたー!」



「なにそれー?!楽しみにしてたのに~」



「また今度な。」



また今度...



一緒に行けるってことだよね...?



「なら許す。」



「どーも。」



「帰る?」



「だな。」



「バイバイっ!」



「は?」



「何?」



「送るよ?」



「えー?!」



「だってもう遅いし...な?」



「いいの?」



「もちろん。」



「ありがと。」



「どーいたしまして。」



颯真の優しさ、好きだなぁ...