春_
桜が満開に咲き、その桜道を新しい制服を着て期待とドキドキを膨らませて道を歩く新入生。
それを微笑みながら観る私。
高校生になって2年。私は元々喋れないから皆に迷惑ばかりかけてしまっている。
けど、人それぞれで、補佐をしてくれる人もいれば変な目でみてくる人もいる。
『十人十色』この言葉がまさにあっている。
「おーい!花!早く集会に行かないと遅れるよー?」
そんな言葉を聞き、私はスケッチブックとペンを出し『今行く』と書いた。
どんな子達が来るのか正直不安とワクワクが混ざっている。
ザワザワッ
新入生だろうか。やはり高校生といえど、緊張はするものだよね
「あっ花!あそこにお花咲いてるよ~」
『ホントだね』
「少しぐらいならいいよね!花、いこ!」
『うん』
ペンで一々書くのめんどそうと言って彼女は言葉をペンで書いてくれて紙をめくればいいようにしてくれて助かってる。
この彼女の名前は林道かなた。一番私のことを気にかけてくれて一番のお友達。
一年の時に出会い、何かと助けてくれる。
「あっタンポポ!」
『綺麗だね』
「ねぇねぇ!この花言葉って何ー?」
『真心の愛だよ』
「へぇ~てか、ホント物知り屋さんだよね~」
そう。私は花言葉の物知り屋さん
喋れないからたまにお花を使って誰かと話す。
”花でも会話ができる”
そう知った時は無我夢中で花言葉を覚えてはスケッチブックに書いていた。
だからスケッチブックの半分は花言葉でいっぱいだ。
桜が満開に咲き、その桜道を新しい制服を着て期待とドキドキを膨らませて道を歩く新入生。
それを微笑みながら観る私。
高校生になって2年。私は元々喋れないから皆に迷惑ばかりかけてしまっている。
けど、人それぞれで、補佐をしてくれる人もいれば変な目でみてくる人もいる。
『十人十色』この言葉がまさにあっている。
「おーい!花!早く集会に行かないと遅れるよー?」
そんな言葉を聞き、私はスケッチブックとペンを出し『今行く』と書いた。
どんな子達が来るのか正直不安とワクワクが混ざっている。
ザワザワッ
新入生だろうか。やはり高校生といえど、緊張はするものだよね
「あっ花!あそこにお花咲いてるよ~」
『ホントだね』
「少しぐらいならいいよね!花、いこ!」
『うん』
ペンで一々書くのめんどそうと言って彼女は言葉をペンで書いてくれて紙をめくればいいようにしてくれて助かってる。
この彼女の名前は林道かなた。一番私のことを気にかけてくれて一番のお友達。
一年の時に出会い、何かと助けてくれる。
「あっタンポポ!」
『綺麗だね』
「ねぇねぇ!この花言葉って何ー?」
『真心の愛だよ』
「へぇ~てか、ホント物知り屋さんだよね~」
そう。私は花言葉の物知り屋さん
喋れないからたまにお花を使って誰かと話す。
”花でも会話ができる”
そう知った時は無我夢中で花言葉を覚えてはスケッチブックに書いていた。
だからスケッチブックの半分は花言葉でいっぱいだ。
