次の日から、私と彼の会話の回数は減っていきました。
しかし、席も隣で委員も一緒なので話さないという訳ではなかったので話し合いなどで話す度にまた、徐々に会話の回数は増えていきました。

昼休み、彼のグループの男子たちが
「お前、2組の女子に告白したの!?」
と、言い出し私は耳を傾けました。
「もーその話はなしー」
と彼が恥ずかしそうに行った時、私は思わずその会話に入り、
「えー!好きな人いたのー?誰ー!?」
と、からかうように言ってしまい。
「言わないし!てか、振られてるんですけど!悲しくなるから言わないでー」
ふざけた様に言う彼は悲しそうだった。