私と幼馴染みの同棲生活

その時からだった。いじめにあい始めたのは…。そして、女子たちを操っていたのがその親友ってことも知ったのだ。でも、私は両親に相談することができなかった。心配させるのが嫌だったからだ。無事に小学校を卒業して幼馴染みとその時の親友とは別の中学校に行くこととなって、それ以来二人には会うことがなかった。
もう、中学に入っていじめにあいたくないって思った私は雰囲気を変えることにしたのだ。それから咲子が話しかけてくれて守ることにしたのだ。
プルルルル~プルルルル~
「もしもし~」
「そちらは久留巳桜さんと久留巳純一郎さんのご家族さまでよろしいですか?」
桜と純一郎は私の母と父の名前だった。
「道明寺病院の者なのですが…。」
病院からの電話だった。
「ああ、二人は私の両親ですが…。」
そのあと、病院の人から病院に来てくれと言われた私は授業を抜けて病院に向かった。