私と幼馴染みの同棲生活



後、期末テストまで一週間となり、咲子とも口を聞いてない。
この一週間。咲子は家に来ることはなかった。

「舞ちゃん、お疲れさま。お茶持ってきたよ」
私はあの日から一人で勉強するようになった。
一人の方が勉強がはかどるなんて嘘だ。
いつも、楽しかった勉強も咲子がいないとはかどらない。

「ありがとうございます…。」

朔くんのお母さんが持ってきてくれたのに、元気のない返事をして最悪だ。
こんなに長い喧嘩はなかった。
喧嘩したことは何回かあったけど、いつもその日か次の日には仲直りしてたのに…。

『舞ちゃん、勉強しよう』
『舞ちゃん、大好きだよ』
さっきから咲子が頭から離れない。

こんなことで咲子との関係壊れたくない。