私と幼馴染みの同棲生活


まあ、こんな話をしながら、私たちは勉強することにした。

「この問題って結構簡単だよねー」

「うん。意外に簡単な問題出すのかもね」
私と咲子はそんな話をしながら盛り上がった。

「あのさ、数学の先生って面白いよね。国語の先生は美人さんだし、英語の先生の高校時代の恋話もうけたよね。」

「うん、そうそう。数学の先生は高校時代に事故にあいそうになったとか。英語の先生と体育の先生は付き合ってはいたけど、フラれたとかね。」

そう、私たちは勉強もしているけれど、ほとんどがこのような雑談話なのだ。

勉強だけだと頭が壊れてしまうから時間を30分間勉強して10分間雑談の繰り返し。

「ねえ、昨日はどうしたの?」
私はずっと昨日から電話のことが気になっていた。
その話をすると咲子の顔はさっきの顔から変わる。

「べつに。なんでもないよ。勉強しようか」
やっぱりなにかあったんだ。
何かあったらその話題から話をそらす。

「でも・・・・」
私がいいかけると