「お金貸して?」

「返す?」

鋭い目付きでオレを見た。

「利子つけて返します;」

「よろしい」

鞄から財布を取りだし、中を見た。

「ごめん、今あたし1000円しかないわ」

「まじで?!」

「ごめん。だから明日ね!バイバイ」

乙女チックな店にオレ一人置いて出て行った。