恋愛ノート

~未希~

「あのさ。なんか視線感じない?」

「俺も思った」

やっぱり。

「せ~っので後ろむこっか」

「オッケ」

「せ~っの」


ッパっとうしろをむくと
紗穂達がこっちを見ていた。


「なんか感じると思ったら」

「紗穂たちだし」


ってかなんで見てんの
うちらなんにもしてないのに…。