「ねぇなんで月野くんにあんなに冷たいの?」
「んーあんまりかかわらない方がいいかなって」
「なんで?」
「ファンみたいな人に憎まれそう笑」
「あーね笑」
「うん」
「ねぇ。」
「えっ。(びっくりしたぁ) 月野くん?」
「シップ持ってきたから貼って。」
「大丈夫ですよ!」
「でも、もう持ってきたし。」
「えぇーもう……貼ればいいんですか?」
「うん」
「わかりましたよ……」
そして私はシップを貼った。
「……ありがとうございました。」
「どういたしまして」
月野くんは満足そうに笑った。
(笑顔かわいー笑)
「……絶対この人ドSだ……」
「何か言った?」
「な、なんでもないです!」
「ねぇ米村さん。」
「えっ何??」
「俺ってドS?」
「うん。」
「はぁー。」
「聞こえてたんですか?」
「うん」
「やっぱドSだ。」
キーンコーンカーンコーン
「あっチャイムなった。梨花行こっか。」
「う、うん!じゃあ。」
「うん」


