すべての授業が終わり、いつも一緒に帰っている章と藤本を置き去りにし俺は、真っ直ぐ家に帰った。

まぁ学校から家までの距離が200mぐらいで近いので、寄るところもないのだが…。

今日、モリロンに聞いた番号に早速、電話した。

プルルル。

ガッチャ

「…。」

応答がなかったので、俺から話しかけた。

「もしもし、アルバイト募集と聞いて電話させてもらったんですけど…。」

「はい?」

間違えた・・?!