「ありがとう。モリロン!」

「いえいえ。」

「さぁ~て、電話すっか!」

「学校ではやめたほうがいいと思うよ。」

そう、モリロンの言うとおり今、俺は学校にいる。

もうすぐ、昼休みが終わろうとしていた。

キーンコーンカーン…。

予鈴がなり、次の授業の準備をするクラスの皆。

俺が入った科は男性が多いらしく、クラス40人中女子1名って感じなのだ。ほぼ男子校にいる気分だぜ…。