無理やり口角をあげると李羅の手を引いて教室に上がろうとした。


すると

「わぷっ!」


なんだかクッション性のあるものにぶつかった。


「おはよ~♡麗蘭ちゃん♡」

「あ、李乃ちゃん!おはよー」


そして、抱きしめられた。

おおおおおおむねが当たっておりますが?!

李羅が舌打ちをして私のことを引き戻した。


「姉さん?私の麗蘭を取らないでいただける?」

そういうと私の手を引いて教室へ入った。