手を伸ばしてきたから私も手を伸ばすけど、パンを通りすぎて私の頬に触れた。 そしてその手を戻してペロッと舐めた。 「甘っ」 「あ、えぇ!?」 「ついてた」 自分の頬をツンツンとする南くん。 顔に熱がいっきに集中する。 南くんの方が甘いよ!! ドキドキとうるさい心臓を抑えるようにクリームパンを味わって食べる。 「あとこれも」 パンを食べ終わったころに、手を握って出してきた。 だから私は手を広げて出す。