どうしよう! 何で人に会っちゃうの。 さっさと南くんパワーを注入してから帰れば良かった。 「あーまのっ」 「わっ」 宮島くんの声が耳元で聞こえたと思えば、すぐ横に顔があった。 ち、近い……! 「何で私服で学校にいるの?」 「ちょ、ちょっと息抜きで……」 「勉強の?」 「うん。 本当に進路、これでいいのか迷っちゃって。 もう後戻りできないんだけど、どうしても納得できなくて……」 だからってここに来るのはおかしいよね。 早く帰りたい……。