慣れてきたってことかな? だからここでガツンとかましてやらないとねっ。 「ズバリ!南くんの好きな女の子のタイプは?」 聞きたかったけど聞くタイミングを逃していたから。 これで好きなタイプを聞きだして、私がそのタイプになれば完璧だ! 「静かで頭が良くて長い黒髪が似合う清楚な人」 「ぐはっ。 私と正反対じゃないですか」 南くんの即答に加えて私と違うタイプ。 ショックが大きすぎて、思わず変な声が出ちゃったよ。