南くんに私の本気が伝わってるだけで十分すぎるから。




「南くんって罪な男」


どれだけ私を惚れさせるの。




「はい?」



「また明日来ます!
毎日来ます!!」



「来なくていい」




そんなこと言われても絶対行くもんね。


南くんの近くにいられるならそのチャンスを見過ごせない。





今はただ近くにいるだけでいいから。






「南くんっ!」




嫌な顔されても、やっぱり一緒にいたいんだ。