きっと変わっていける。 世界も、人々も。 これからもきっと。 「ダーク国王も、王位をユリネに譲ることにしたらしいよ」 「そうか。・・・皆、変わろうとしてるんだな」 「しかも、ユリネの専属騎士だったスワロさんと婚姻を結ぶんだって」 「・・・へぇ!」 変わり始めている世界。 それでもまだ階段の途中。 「スワロさん、ユリネの事大事に思ってる感じだったもんね」 「それは、同意する」