とりあえずジュースを頼んだ。

そして沈黙が続く…


「あの、さ」

口を開けたのはあおいだ。

「どうして…あの後首絞めたの??先生生きてたって事じゃん。」

確かにそうだ。生かしておけば罪にはならない。ましてや喧嘩最中に椅子を振り回す馬鹿はまきだけじゃないはず。

先生も体罰として処罰ぐらい食らうだろう。

私達は止めた。なんてテキトーな嘘でもつけば最低こんな事にもならなかっただろう。

「そ、そうだよ…どうして?」

まきはポツリと1粒の涙を流した。