恋したいっ!


咲 side


今日のお昼いきなり水輪くんに呼びだされた。


そして、今屋上にいる。


「どうしたの?水輪くん…?」


「ちょっと聞きたいことがあってね」


聞きたいこと?私に?どうしたんだろう?


「なーに?」


「単刀直入に聞くけど、咲ちゃんは、勇気のことどう思ってる?」


「…えっと、もしかして勇に聞いたの?あのこと…」


「うん…」
  

「あの、わからないの。好きかとか。
恋したことなかったし…
今まで幼なじみだったから余計に…」


そう…好きかもって思ってたけど

よく考えてみたら、本当にそうなのかなって思ってきちゃって…


「嫌いじゃないんだね。」


「そんなの、当たり前でしょ?
何、いまさら。」

「あっはははー!だよね!
当たり前だよね」


何笑ってんの?


「ごめんごめん
勇気がきらわれたって思っててさ」


「…キスしたからって?」


「そうそう」


「そんなわけないのに…」


「とりあえず、勇気と話してみてくんないかな?」


「…うん。分かった。」


私は、そう言って立ち去った。



「水輪くんってホントおしとよしだね…」


瀬奈ちゃんの声が聞こえた。