恋したいっ!

「な、なんだ?」

「わ、わ、私の事好きって言ってくれて嬉しい!でも、、、、それは、本当に私なの?」

「何言ってるんだ?当たり前だろ?」

「それって、記憶がなくなる前の私なんじゃないの?」

「…そ、それは」

「やっぱり!…やっぱりそうなんだね」

私は、涙が出てきてしまった。

だって、記憶がなくなる前の私が好きなんだよっ?

そんなの、すごく悲しいよ!

「この際だから、言うね。
私は、別に記憶を思い出したいなんて
思わないよ!
そ、それにっ!みんなは!昔の私を知ってる!今じゃなくてっ!昔だよっ!?」

「さ、、、き!」

「みんな、口々に言うのっ!
早く思い出せるといいね!って!
私の事心配してくれて本当に嬉しいよっ!
でもさっ!私は、そんな事言った覚えないのにっ!
勝手に決めつけんなっ!」

「咲っ!」

「ん、、っ、、!」

勇に口を塞がれてしまった。