恋したいっ!

「ここだ。」

俺が連れてきたのは、緑色が続く草原だった。

懐かしいな。

よく咲とおいかけっこしたっけ。

「ここが、、、風当たりが気持ちいい。」

咲は、草原に座って目を閉じていた。

何考えてるのかな?

「なぁ、咲」

ゆっくり目を開けてこっちを見た。

「なーに?」

微笑んでくれた。

今日は、大丈夫みたいだな

「無理に思い出さなくていいと思うぞ?」

「、、、私は、べつに思い出したいとは思わないよ?」

「だったらなんで、、、」

思い出の場所になんて言ったんだよ!

「今も昔もない私は私なの
記憶が少しないだけでね」

たしかにそうだ。

俺だって咲は咲なんだと思った。