恋したいっ!

「あのね、私、記憶を取り戻すのが怖いの。昔の事思い出して傷つきたくないの」

「ゆっくりと思い出せばいい。」

「で、でもっ!」

そう言って咲は、泣き出してまった。

「大丈夫だから、その時は、俺が咲のそばにいるよ。」

「本当に?」

「本当だよ。」

俺は、咲を抱きしめた。

「不思議、こうしてると落ち着く」

「そうか?」

「うん、懐かしいな」

そのまま、咲は、眠ってしまった。
小さな寝息たてて、、、