大は、サッカー部なんだけど足を故障したらしくて部活をしばらく休んでいるから一緒に登校している。


君が恋に落ちたのは早かった。


「冬、大くんってさ彼女いたりする?」

この言葉を聞いて、僕は確信したんだ。

「何?七瀬、大のこと好きなの?」

冗談交じりに聞いてみたら図星だったようで、

「ちがっ!そういうのじゃ…ない。」

顔を赤くして恥ずかしそうにしている君を見ていると胸が苦しかった。