「遅いんだよ。俺なんか小学校の時から好きだっつーの。」


「え?!馬鹿なの?冬。」

「なんでだよ!こっちは5年越しの片思いだったんだよ!!」

「両思いになれて良かったじゃん。」


他人事のようにそういって笑う君が、隣で笑ってる君が愛おしくて抱きしめた。


「「大好き。」」