「俺は、七瀬の事が好きだったから。大に失恋して俺の部屋に来るお前を見てると苦しかった。」 「彼女できたって言ったのも嘘。耐えられなかったから言っちゃっただけ。そっから、一緒に全然、いれなくなってすげぇ後悔したし。」 つらつらと自分の気持ちを口に出していた。報われるかはわからないこの気持ちを。 君はいきなりその場にしゃがみこんで泣き出した。