突然私が大声を出したので、クラスのみんなが私の方を見た。
「どうしたー?ミナモトー。」
「あ、いえ!大丈夫です!」
は、恥ずかしい~。
ユ、ユウ君が急に変なこと言い出すから~。
「そんなに大きい声だしちゃダメだよー。」
もう、ユウ君のせいじゃん!
「でも、大丈夫だよ。‘‘好きだった'‘だから。あんな宣言されちゃ、タキシマはミイちゃんのこと離しそうにないからね。」
「私もコウから離れないよ!」
ユウ君はビックリした顔をしてまた笑顔に戻り、
「こりゃバカップルだね。笑」
とだけ言った。
家に帰って、ご飯を食べて、お風呂もはいって、あと寝るだけ~って感じだった。
まだ、寝るほどの時間じゃなかったのでベランダにでてたそがれることにした。
「ふぅ~。今日は疲れた~。色んなことがあったよ~。」
