彼は御曹司






私はベッドから降りて部屋をとことこ歩く。


そして話し始めた。


『京也は私にとって2番目になっちゃうかもな〜』

「え?」

『京也も私のこと2番目にしちゃうかもな〜』

「なわけねぇだろ。俺には、奈子が1番だ。」

なんて、言ってくれるから、嬉しくて。